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最後のさやま遊園−閉鎖前の景色−

3月下旬から閉園の4月1日迄4回「さやま遊園」に取材に行ってきました。最終日は多くのお客さんが詰め掛け遊具達は最後のひと働きをしていました。

尚、写真はカメラの性能と腕の加減でかなりひどいです。済みません。


さやま遊園への案内看板(浦之庄交差点)
さやま遊園は少し大きい道から入った所(元々あった旧街道沿い)にあるのでこのような大きな標識が各所に設置されていました。写真のタイプの標識は下にプールやスケートに特別展のお知らせが記せるようにプレートが差し込めるようになっていました。ちなみに南海電鉄のマークは昔からの「はぐるま」ではなく「Fine&Bright NANKAI」のCIロゴに書き換えられています。(他にも国道310号亀の甲交差点や国道170号外環状線富ヶ丘南交差点、国道309号線舟渡南交差点等に設置されていました)
南海電鉄の遊園地だけに鉄道アクセスも万全でした。南海高野線狭山遊園前駅というそのままの駅が最寄りの駅としてありそこから徒歩5分位の所です。駅前は近年道路拡幅が遊園地側で行われ左写真のように美装工事が施されています。市役所などの官公庁があるので遊園地が無くなった後も歩く人は結構いると思われます。
さやま遊園の入口交差点 近年駅前道路が整備された

入場門と道路の間の並木道
府道198号線とさやま遊園の入場門をつなぐ並木道。もう少し経つときれいな桜を咲かせるのに非常に残念です。お土産屋さんもあり子供達で賑わった時期もあったそうです。最終日ではお土産屋さんに加え露店も登場。閉鎖されると商売できなくなるという事で半額セールなんてのをやっていました。昔なつかしヒーローのお面(ゴレ○ジャー等)今の子供には絶対分からないだろうなぁ・・・、てなものもあり懐かしかったです。

さやま遊園の入場門 最終日は700円の入場料が無料になりました
子供の頃このエントランスが見えてくると走りたくなったのを覚えています。少し小さくなった気がするエントランスゲート。4月2日から子供達を迎える事は無くなります。そんな事をどこかで分かっているような気がします。
入って左側に目をやるとまず気が付くのが観覧車。この規模の観覧車は今の子供達や若者達には振り向いてもくれなくなってしまいました。それでも結構景色がよくて子供心にワクワクしたのを思い出します。高野線の電車からもしっかり見えてて、時々眺めていましたが、これからまわっている観覧車を見る事は恐らく無くなってしまうのでしょう。
さやまのシンボル観覧車 ギシギシ音がしていました

名物2階建てのメリーゴーランド
他の遊園地には余り無かった2階建ての観覧車。近年は活躍する機会が少なかったけど、ここのところは大入り満員を乗せて大活躍!他のアトラクションもですが、満員稼動で遊具が非常に誇らしげに活躍している姿は非常に健気で悲しくもありました。
リバープールの名称で親しまれたさやま遊園のプール。平成8年の改装でぷーるらんどPAOとぷーるらんどRIO(みさき公園)の兄弟プールとしてデビューするも5年足らずで引退する事となりました。海賊船をイメージした帆が水のないプールにぽつんとあるのが印象的でした。
もう、お客さんを迎える事のない「ぷーるらんどPAO」

別れを惜しみ多くの人達がアトラクションに並ぶ
最終日は多くのお客さんが詰め掛けどこのアトラクションも大忙しで、遊園地内のあちこちでこのような光景が見られました。小さい子供連れの夫婦等で、小さい頃よく連れてきてもらった遊園地を見せておきたいという方もいました。

遊園地に接近する住宅
狭山遊園の付近は、住宅地が接近してきていて周辺の景色が子供の頃に比べすっかり変わってきていました。時々は来ていたのですがあらためて見ると本当に変わっていて驚きました。南海電鉄はさやま遊園の跡地を住宅地として開発する予定らしいです。数年もたてば遊園地がここにあったとは信じられないような景色になっているかも知れません。できればさやま遊園の特徴である四季のある木々は残してもらいたいと思います。
平成12年4月1日。南海電鉄が初めて手がけた遊園地「さやま遊園」が64年の歴史に終止符を打ちました。小子化・不況等様々な要因で閉じざるを得なかったようです。別に閉鎖に反対している理由ではありません。さやま遊園の使命はここまでだったのでしょう。ただ、ここには子供の頃おもいっきり遊んだ遊園地があった事を風化させたくなくこのようなページを作りました。恥ずかしい表現になりますが、さやま遊園は私達の心の中にしっかりと残っています。「ありがとう」とさやま遊園に行って帰ってきました。


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やはり最後は観覧車で・・・